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マイクロバスの特徴や乗車人数の目安を紹介します。
マイクロバスは正席20名に補助席6席が一般的です。シンプルな送迎タイプの他、内装をグレードアップした観光仕様のものもあります。まれに荷物室をつくれるマイクロバス(後部座席がたためる)もありますが、基本的にはないことがほとんどなので、荷物が多い場合は乗り切れません。中型バスを手配しましょう。
※座席をつぶして荷物を置くことはできますが、通路に置くのは安全面の観点からできませんので、ご注意ください。
大きさ | 全長7m未満、車幅2m、高さ2.7m(車両総重量8,000kg未満かつ最大積載量が5,000kg未満 ) |
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定員 | 正席~20名(補助席利用で~26名) |
有料道路区分 | 中型車(小型バスと同じ) |
荷物の目安 | 荷物室がなし、もしくは小さいため、スキーやゴルフケース、スーツケースがある場合は注意。 |
●マイクロバスについてより詳しく知りたい方は、マイクロバス専用の姉妹サイト「マイクロバス牧場」も参考にしてください。
マイクロバスは、貸し切りバスの中でもとてもリーズナブルなバスです。小さな車体ながら正座席20席、補助席6席程と多くの人数が乗れます。主に送迎用として使われる事が多く、冠婚葬祭、イベント送迎など短距離での移動に向いています。小回りのきく小さなボディのため、法事や結婚式などで自宅前まで送迎して欲しい…などのご要望にも柔軟に対応できます。
基本的には送迎用のためカラオケやサロン等の観光用設備は用意されていませんが、内装をグレードアップした観光仕様の車種導入するバス会社も最近ではあるようです。
レジャー目的などで、ある程度の人数で移動する場合レンタカーを複数台借りて移動するよりもマイクロバスを借りたほうがおトクに済む場合があります。運転をプロのドライバーにまかせて移動できれば、運転の負担なく安心して旅を楽しみながら移動できますね。
ただし、小さな車体に多くの人数が乗れるつくりになっているため座席はコンパクト。長距離の移動ですと少々窮屈かもしれません。長時間の移動でゆったり旅をしたい場合は小型バス(台数が少ないので手配しにくい)もしくは中型バスをおすすめします。また、有料道路料金が大型や中型に比べて安いのも魅力です。
マイクロバスには基本的にトランクルームがありません。そのためスーツケースなど荷物が多い場合は車内の空いた座席スペースに積むようになります。また、車種によっては後部座席を畳んで荷物スペースをつくれるタイプもあるようです。
いずれにせよ、合宿やゴルフなど荷物が多い場合、あらかじめ荷物を置く席を確保しておく必要があるため、定員ギリギリで人数分スーツケースがあるような場合は中型バスを手配しましょう。なお、荷物を通路に置くのは安全面からお引き受けできませんのでご注意ください。
生活の足として多くの人に利用されているバス。毎日多くの乗客を乗せて走るバスの運転士さんは私達にとって身近な存在です。将来の夢はバスの運転士さんだった、という方もいるのでは?では、バスの運転士になるにはどうすればよいのでしょうか。
乗客を運ぶバスを運転するには、「中型二種免許」もしくは「大型二種免許」が必要です。
中型二種免許は乗車定員11人以上29人以下、大型免許であれば乗車定員30人以上の路線バス・観光バスなどが運転できます。大型二種免許を取るためには、普通免許を普通一種免許取得から3年以上経過していることが条件となります。なお、乗車定員が10人以下の旅客車両は「普通二種免許」で運転できます。
マイクロバスは一般的に定員が10人以上ですので、運転の際は中型二種免許が必要です。
一種免許と二種免許の違いは、乗客を乗せて報酬を得る業務ができるかというところです。荷物の運搬が目的であれば、一種免許でも運転ができます。一般に多くの方が保有している免許は、自家用自動車が運転できる第一種運転免許です。
指定教習所・自動車学校に通い免許を取得し、バス会社に採用されれば晴れてバス運転士となれます。一般的には実際に乗客を乗せて運転をする前には教官が付いての教習や接客研修があります。行き先表示に「研修中」「教習車」などの表示がされているバスが走っていることがありますが、これは新人バス運転士が走行訓練中のしるしです。
バス運転士は多くの乗客を安全に運ぶ必要があるため常に健康体でいることが求められます。そのため体調を崩さないよう自己管理をしっかり行う必要があります。もちろん業務前の飲酒は禁物。かならずアルコール検査をしてから業務につきます。反応が出たら謹慎、解雇など厳しい罰則があります。
現在バス運転士は不足気味。近頃では女性の運転士を増やす取り組みも広がっています。今年、浜松のバス会社が女性運転士を増やす施策として大型二種免許取得費用を負担する取り組みを行い話題となりました。
バス運転士はやりがいがある反面、そのぶん人の命を預かる責任が大きい職業です。常に安全に配慮しながら、乗客を送り届けてくれる運転士さんたちに感謝してバスを利用したいですね。